北欧ビンテージの代表格フローラ 復刻し日常使いするを、実行ス マリメッコではウニッコが登場し、新しい花柄が勢いを増すフィンランドでカステヘルミの大ヒットに続く期待の新作として若きオイバ・トイッカがデザインした、少し変わった花柄のフローラ。
もとはプレスガラスで作る予定だった物を当時の営業責任者の鶴の一声で吹きガラスへと変更。
そんな薄手のフローラが誕生したのが1966年。
その後1991年までの25年間、ヌータヤルヴィガラス工場で生産が続きます。
長い間、生産されていた物だからフィンランドへ行けばビンテージショップにフローラのグラスやボウルは並んでいる。
スコープスタッフもフィンランドを訪れお土産にまず買うのは大体フローラというパターンが多いです。
この寸胴型というのも、そうあるものではなく、薄手のガラスは、持った感じも軽やかで新鮮です。
とはいえ、薄すぎて不安な感じもしない。
表面の植物柄もデコボコしていて手触りよく、その上、北欧を感じるホッコリ柄だから、フィンランドで見れば欲しくなってしまう。
でも、そんないつでも買えるものでもないから買い足しは気軽ではないし、食器は新品を使いたいという感覚も心のどこかにある。
それでフローラを日本で買い足せるようにしよう、素朴な考えが頭に浮かびまして復刻を決めてました。
度々フローラ復刻話を持ち出しては、断られ続けたのだけれど、2013年にヌータヤルヴィガラス工場閉鎖が決定したタイミングで現実的な話となりまして2014春、ようやく実現しました。
その初回生産分にはヌータヤルヴィシールが貼られています。
ラインナップとしてはタンブラー23clクリア、タンブラー36clクリア、ピッチャー120clクリア、ボウル100mmクリア、ボウル150mmクリア、ボウル250mmクリアの6アイテムです。
この製品群は特にヌータヤルヴィ工場(2013年閉鎖)とイッタラ工場にて並行して生産される事になったので、普段はマウスブロー製品の生産に使うマシンも使わず生産しててもらいました。
見た目にはわからないんですが、気持ち的な部分でそうしてみています。
その後の追加アイテムについてはイッタラでの一般的なマウスブロー(一部に機械を使う)にて生産されイッタラシールが貼られています。
2015年7月にタンブラー23clセビリアオレンジ、2015年10月にボウル80mmセビリアオレンジ、2016年3月にボウル80mmアメジストを追加。
またフィンランドでのアラビアミュージアムリニューアル記念として作られたピッチャー120clセビリアオレンジを2017年4月に200個だけ発売。
2017年10月にボウル80mmウルトラマリンブルーがイッタラキャンペーンアイテムとして登場、こちら販売予定はなし。
そもそも80mmは販売するアイテムではなく、ノベルティとして使う方向で決めていたのですが、ボウル80mmクリアに関しては2018年3月発売する事としました。
また、オイバ・トイッカが過去に作ったフローラのユニークピースの記憶を元にしてスコープで企画を立て、オイバ・トイッカに完成してもらったアートフローラを3型各500個限定にて2016年11月リリースもしています。
さて、ここまでスコープ単独で走り続けてきたわけですが、アイテムも多く単独で継続するのは正直、厳しい、厳しすぎる。
加えて僕の中にやり切った感すら芽生えてしまっていますから、つまりスコープ的にはそろそろ、ギブです。
現在、ほとんどのアイテムは販売終了、残るはボウル2種のみとなりました。
で、そんなタイミングで、イッタラから限定生産ながら販売再開。
2019年6月日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念し、レインとペールピンクのフローラが登場しました。
令和が始まり、フローラはスコープ別注からイッタラのラインナップへ?この段階ではまだ何の情報もありませんが、追々イッタラの定番ラインナップになっていくんじゃないだろうか、そんな予感がしています。
ボウル250mmはただ作りたかった。
別注は必要ロットが大きいので人気が出てくれそうな小さな物ばかりを選んでしまうのですが、過去のラインナップを知れば知る程に大きな物を作りたくなるもんでして、僕がただ作りたかったからというだけで、ボウル250mmクリアというフローラ最大アイテムを作ってしまいました。
用途としましてはフルーツボウルとしてどうでしょうか。
あとはフラワーボウルとしてどうだろう。
これが置いてある空間は洒落ているし、それを使っている空間は更に洒落ている。
部屋の飾りとしても存在感でます。
アアルトベースみたいな話です。
個人的には250mmのみ縁が研磨処理してありまして、そこに思いっきり心惹かれまして、もっとも価値あるフローラだと思っています。
このボウル250mmは特別大きな布で包んでお届けしていまして、少しばかりお得感を出そうとしている僕なりの努力がそこに少しばかり滲んで見えます。
でも、過去の生産期間も極めて短く、ヴィンテージも極めて少ないんですが、それには理由があったんですね。
勉強になります。
逆にいうと不人気アイテムはレア化するということでもありますな。
Flora布に包みお届けしますが 営利目的二次利用はダメ絶対 昔々のフローラは、フローラパターンが印刷された紙箱に入っていて、とても洒落ていたわけです。
でも製品を使い始めてしまえば多くの場合、パッケージは不要となりますから、素敵であっても無駄となってしまいます。
では、このパターンが箱でなく、布にプリントされ、製品を包んでいたらどうだろう?緩衝材となり、パッケージとしての役割を終えた後でも、素材としての価値が残るのだから、新たな用途が生まれ、ゴミとなることもないんじゃないだろうか?そう考えましてイッタラからパッケージに使うということで許可を得まして、日本で布を作り、それで包むことを始めました。
ですから、この布を使い、色々な生活の道具を作りあげ、日々に役立てることは大いに結構でして、素晴らしいこと、スコープが望むことなのですが、これはあくまでも個人として楽しむということに限定されます。
その布を使い、物を作り販売するとなれば全く違った話でして、そういったことが発生しますと、それは大きな問題となりますから、布パッケージ企画を続けることができなくなります。
どうぞ皆様、営利目的の二次利用はダメ絶対ということで、どうかご理解ください。
スペック 材質 無鉛ガラス 上面研磨仕上げ 寸法 約φ240×H137mm / 約1450g / 約5000cc *容量、重量は目安です。
マウスブロー製品のため容量と重量には大きく個体差があります。
特に重量は同じ製品でも手に持ったときに明確に差を感じるほど個体差があります。
生産 Made in Finland 備考 食器洗浄機 : × 説明書ダウンロード マウスブロー ガラス製品 細かくごめんなさい! マウスブローと個体差について スコープよりお願い。
昔々のフローラは、フローラパターンが印刷された紙箱に入っていて、とても洒落ていたわけです。
でも製品を使い始めてしまえば多くの場合、パッケージは不要となりますから、素敵であっても無駄となってしまいます。
では、このパターンが箱でなく、布にプリントされ、製品を包んでいたらどうだろう?緩衝材となり、パッケージとしての役割を終えた後でも、素材としての価値が残るのだから、新たな用途が生まれ、ゴミとなることもないんじゃないだろうか?そう考えましてイッタラからパッケージに使うということで許可を得まして、日本で布を作り、それで包むことを始めました。
ですから、この布を使い、色々な生活の道具を作りあげ、日々に役立てることは大いに結構でして、素晴らしいこと、スコープが望むことなのですが、これはあくまでも個人として楽しむということに限定されます。
その布を使い、物を作り販売するとなれば全く違った話でして、そういったことが発生しますと、それは大きな問題となりますから、布パッケージ企画を続けることができなくなります。
どうぞ皆様、営利目的の二次利用はダメ絶対ということで、どうかご理解ください。